貸倉庫を借りて事業を行う場合、大きなトラブルなく安全に事業が行えるかは大きなポイントです。
倉庫という建屋上、住宅よりも隅々まで確認することは少ないかもしれませんが、確認を怠ると倉庫自体の機能が低下してしまい、他の大きなトラブルのもとになるかもしれません。
そこで今回は、貸倉庫を借りる場合の点検や修繕について、押さえておきたいポイントをご紹介します。

貸倉庫の修繕や点検すべき箇所はどこ?
貸倉庫は住宅に比べるとシンプルな造りですが、室内で重機を使った作業も想定されますので、比較的傷みやすい環境にあります。
建てられている場所も、工業地域など海や他の工場が近いため、サビが発生しやすい環境にあることが多くあります。
貸倉庫は鉄骨で造られている場合が多く、そのような環境に置かれると梁や柱がサビやすくなるため、注意して点検すべきポイントといえるでしょう。
サビを放っておけば、躯体の劣化を早め、余計な修繕費用がかかることがありまます。
もらいサビや塩害などはわかりやすいですが、雨漏れは時間の経過とともに発生するため、気がついたらサビが進んでいたということも…。
外壁や屋根など、住宅に比べると雨水が入りやすい仕様のため、外部の点検も必須ですよ。
また、古い貸倉庫だと屋根材にアスベストを含んだ建材を使用しているケースもありますので、注意しましょう。
大量の荷物を運び入れたことによって、貸倉庫に負荷がかかることが予想されるので、基礎や土間にヒビ割れがないかも点検し、構造上の不具合があれば事前に修繕をしましょう。
なお、設備関係ではシャッターやトイレなど、動作不良がないかの確認は必要です。
貸倉庫の修繕は誰がするの?
万一、借りている契約期間中に修繕が必要になった場合は、誰がその費用を負担するのでしょうか?
一般的には、事業者同士の取引になりますので、修繕負担についても、全て契約で取り決めておく必要があります。
例えば、経年劣化に伴う建物躯体部分の修繕は貸主負担、トイレや電動シャッター、エアコンなどの修繕は借主負担といったように、修繕があると想定して取り決めをしておくと安心です。
契約書に修繕負担割合一覧をつけておけば、無用なトラブルを防ぐことができますので、貸倉庫の取り扱いに慣れた不動産会社へ仲介を依頼することをおすすめします。
まとめ
貸倉庫は、比較的構造がシンプルなものが多いため、意外に点検や修繕を怠りがちですが、確実に劣化は進んでいます。
貸倉庫は、事業を営む場所です。
事業に支障が出ないように、定期的な点検と修繕が必要ですし、万一の場合も貸主借主がトラブルにならないように、しっかりとした契約を交わすことをおすすめします。
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