工場や建築現場などでは、作業員の安全のために「安全靴」という特殊な靴を履くことが法律で義務付けられています。
安全靴には種類があり、使用される現場によって使い分けが必要です。
今回は、いずれ工場を借りたいと考えている方に向けて、どんな安全靴を準備したら良いか、選び方やお手入れ方法について紹介します。
工場作業時に必要な安全靴とは
まず安全靴はJIS規格をクリアしていなければなりません。
規格をクリアした安全靴にはJISマークが表示されているため、ひと目でわかるようになっています。
もし「安全靴」という品名で販売されていても、JISマークがなければまったくの別物なので注意が必要です。
次に、工場ごとの選び方について見ていきます。
食品系の工場
食品系の工場では耐油性の安全靴が必要です。
油を扱うことが多い現場のため、靴底に油が付着しやすいためです。
通常、安全靴にはゴムが使われることが多いですが、ゴムに油が付着すると劣化や足元を滑らせる原因になります。
靴底に油を弾く加工がしてあるものや、油に強い素材(ウレタンなど)が使われているものを選びましょう。
精密機器・設備関連の工場
精密機器や設備関連の工場で注意すべきは感電です。
感電を防止できるよう、制電性のある安全靴を選ぶことがポイントです。
また取り扱う材料が大きい場合は、もし物を落としても足を守れるよう、頑丈なタイプの安全靴を選びましょう。
鉄板や合成樹脂などが含まれるため、万が一のときも安心です。
実は設備系の工場ではJIS規格品でない安全靴でも使用可能な場合もあるので、規定に従って現場ごとに適切な靴を選んでください。
工場作業で使う安全靴のお手入れ方法
安全靴を長く使うために、定期的なお手入れが必要です。
まずは靴についた汚れを落とします。
このとき、やわらかい布やブラシなどを使って、靴を傷つけないように気をつけましょう。
次からは革靴と人工皮革製に分けて見ていきます。
革靴タイプ
靴クリームを全体に軽く伸ばし、磨き布を使ってクリームを拭きあげながら綺麗にしていきます。
仕上げに靴クリームを再度塗って拭きあげて完成です。
靴クリームには乳化性と油性があり、基本的には乳化性を使うようにしてください。
油性は革を痛める恐れがあるので、使用量は最小限に留めましょう。
人工皮革製タイプ
ローションクリーナーを使って汚れを落としてください。
革靴タイプで汚れがひどい場合にも、ローションクリーナーは有効です。
ローションクリーナーにも種類があるため、靴の素材に応じて使うものを選んでください。









