倉庫や工場など、事業用物件が安全だと思っている建物でも、さまざまな災害が起こることがあります。
地震による倒壊や、火災なども起こる可能性があり、倉庫にはスプリンクラーの消防設備が義務付けられています。
スプリンクラーを中心に、消防設備にはどのようなものがあるか、その必要性や消火法をご説明します。
倉庫の消防設備であるスプリンクラーの設置について
実際に人が住んでいる家などと違い、倉庫には災害対策が十分にされていないことがあります。
災害への対策が不十分だと、災害時の避難で遅れてしまったり、火の元が原因で起こった火災への消火をスムーズにできなかったりと、被害は大きいでしょう。
倉庫や工場での火災は一般的な建物に比べその特徴によって危険性が高くなるといえます。
可燃物をたくさん収容していることや、出入り口が少ないため、消火活動や避難が困難になるのです。
停電により真っ暗になった倉庫内で避難することはむずかしく、また、煙も充満しやすいため、より危険性が高まります。
スプリンクラーなどの消防設備をしっかり設置していれば、被害を最小限に防ぐことも可能になるでしょう。
また、消火設備には屋内消火栓設備や屋外消火栓設備、泡消火設備などさまざまな設備があります。
スプリンクラー設備は火災を検知し、消火を自動でおこなうもので、倉庫や工場の規模では設置義務があります。
スプリンクラーは、平常時に閉じられている出入り口が温度によって開放し、配管内の水を放水する仕組みのものです。
倉庫の消防設備であるスプリンクラーの消防法について
消防設備の設置は、建物の所有者の任意ではなく、消防法によって義務が課せられているものです。
規模によって設置する義務があり、数年ごとに設備点検をおこない、消防長や消防署に届け出や報告をしなければなりません。
その際、倉庫や工場は非特定防火対象物になり、3年に一度の点検と、半年ごとの機器点検や毎年の総合点検が必要です。
点検報告を怠ってしまうと、消防法により、点検報告義務違反で30万円以下の罰金または拘留が課せられますので注意しましょう。
消防設備は人の命にかかわるとても重要な設備です。
設置義務があることを自覚し、災害や火災が起こることを想定しておくようにしましょう。









