倉庫や工場などを借りるとき、チェックしたいポイントの1つが床の構造についてです。
大きく、低床式と高床式の2タイプに分かれます。
それぞれ特徴とメリットデメリットがあるので、しっかり把握した上で取り扱う商品に応じて選ぶことが大切です。
この記事では、低床式と高床式の特徴について解説します。

低床式倉庫と高床式倉庫それぞれのメリット
低床式倉庫とは、倉庫の床面が敷地地面と同じ高さにある構造のことです。
低床式の場合、地面と倉庫との境がフラットになります。
余計な段差がない分、トラックやフォークリフトなどの車両や重機がそのまま出入りでき、効率的な作業が可能です。
低床式は、車両や重機を使った物の出し入れが多いタイプの事業に向いていると言えます。
また、床を底上げする必要がないので、高床式に比べて建築費を安く抑えることが可能です。
高床式は、その名のとおり、敷地地面より高い位置に倉庫の床がある構造を指します。
高床式のメリットとして、倉庫の床面をトラックの荷台と同じ高さにすることにより、荷降ろしが楽になります。
高床式倉庫はプラットホーム型になっている場合がほとんどで、車両の荷台から直接人の手で荷物の積み降ろしを行うことが可能です。
車両のサイズによって荷台の高さが異なるため、複数の高さのプラットホームを用意したり、倉庫の床の高さに合わせて車両を選んだりすることになります。
また、高床式の場合、地面から高い位置に物を収納することになるので商品の品質管理にもメリットがあります。
湿気やホコリを避けることができるため、傷みにくく、衛生を保ちやすくなるのです。
高床式には、付加価値の高い商品や、衛生管理をしっかり行わなくてはいけない商品が向いていると言えます。
低床式倉庫と高床式倉庫それぞれのデメリット
低床式倉庫、高床式倉庫にはそれぞれデメリットもあります。
低床式の場合、地面と同じ高さなので、大雨などの際に浸水被害を受けるリスクがあります。
防止するために、防水壁を設置したり、地面より数十センチ床をかさ増しし、傾斜を付けたりします。
高床式の場合、地面からの底上げが必要なので、その分建築費用がかさみます。
収納するものによっては床の強度も重要になるので、高床式を選ぶ場合は費用対効果を考えて選択する必要があります。
まとめ
低床式と高床式どちらを選ぶかは、なかに保管する物や、予算によっても変わってきます。
メリットとデメリットを把握した上で、適した方法を選ぶようにしましょう。
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