天井クレーンの設備を持った倉庫や工場などは、定期的な設備点検が法律で義務付けられていることをご存知ですか?
法定の点検内容を守らないと、罰則規定や事故が起きた場合には訴えられる可能性もありますので、定期的な点検を行うことが必要です。
今回は、天井クレーンの設備点検の内容や、検査の対象箇所、費用などについて解説します。

天井クレーンに義務付けられている点検内容は?
天井クレーンの点検は、労働安全衛生法で定められています。
設置された設備や装置については、1ヶ月に1度自主点検をする必要があります。また、設置をした業者は1年に1回点検を行う必要性があります。
吊り上げの荷重が0.5トン以上のクレーンや、安全規則の適用を受けるデリック、エレベーター、リフトは全て対象となりますので、きちんと確認をしておきましょう。
なお、点検の対象箇所は、以下の8項目です。
・走行機械装置
・ランウェイ部分
・鋼構造部分
・潤滑装置
・安全装置
・横行機械装置
・荷重試験
・電気関係の点検
それぞれを項目ごとに検査する必要があります。
また、検査結果は3年保管記録が義務付けられており、きちんとした管理体制も必要となります。
天井クレーンの点検の費用は?業者の選び方は?
天井クレーンの点検費用は、クレーンの規模や荷重の種類によって異なります。
以下が大まかな目安となります。
・5トン未満:17,000円程度
・5〜10トン:22,000円程度
・10トン以上:30,000円程度
また、休日や年末年始に検査をすると、その分追加料金がかかる場合もありますので、できることなら、平日に検査を行うことをおすすめします。
平日であれば、時間内割引が適用されたり、複数台申し込むと、まとめ割引が利用できたりする場合があるので、確認してみましょう。
そして、点検業者の選び方にもポイントがあります。
まずは、厚生労働省から出ている「定期自主検査者安全教育要領」を基にした教育カリキュラムを組んでいるかどうかという点です。
この通達をしっかりと教育に取り入れている業者は信頼度が高いといえます。
メンテナンス計画がきちんと提出され、長期的な計画をしてくれる業者を選ぶとなお良いでしょう。
まとめ
今回は、天井クレーンの点検内容や、費用、業者を選ぶポイントなどをご紹介しました。
天井クレーンの点検は、法定によって細かく定められているため、きちんと法律内容を確認することが大切です。
費用は基本的にクレーンの種類や点検時期によっても金額が異なるので、確認をしましょう。
そして、点検をする場合、隅々まで点検を行ってくれる優良業者を選ぶのが良いでしょう。
厚生労働省からの通達内容を把握した長期的なお付き合いができる業者を選ぶことが必要です。
まずは、自分たちが持っている設備が法定でどのように定められているかをチェックし、法律に遵守した形で点検を進めることが大切です。
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